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図鑑比較 2022一覧と後悔しない選び方 小学館neo/ライブの違い

図鑑比較 選び方 おすすめ一覧教育
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未就学児の子供が図鑑を欲しいと言い出しました。

家にも数種類ありますが、どうやら違うものが欲しいようです。

そこで今回は各社の図鑑を調べました。
各社の売れ筋・おすすめ・比較をまとめています。
失敗したくない方へ、選び方についてもご参考になれば幸いです。

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図鑑 比較とおすすめ一覧 2022

日本国内で出版されている図鑑シリーズで、代表的なものは4種類。

ラインナップも各社違います。
定番の動物や昆虫、魚、鳥、恐竜や宇宙などは各社で出版されていますが、花や岩石・鉱物、危険生物といった細かいジャンルになると、特定の出版社の図鑑になります。

小学館の図鑑NEOは定番

対象年齢は3歳から高学年以上の小学館の図鑑NEO。
小学館の図鑑NEOシリーズは24巻出ており、累計1000万部突破定番の図鑑です。

毛虫や岩石・鉱物といったマニアックな図鑑シリーズも出ており、子供の図鑑としては王道といった存在。

年齢が上がっても長く使える図鑑を目指しており、専門家が執筆しているので親でも知らなかった情報・知識が掲載されています。
「親が読んでも勉強になる」図鑑です

実際見た印象としては、写真よりもイラスト重視。
イラストは実際の姿をイメージとしてあらわしたものなので、リアルな写真の方が好きな人は後述の他社のものをご一考を。
解説は大変充実しており勉強になります。

DVDも付属しており、ドラえもんのクイズなどで楽しく知識を得ることができるように作られています。
一人でひらがなや漢字の図鑑を読むのが難しい年齢のお子さんにはDVDをみて興味を持ったところを図鑑で調べる、という流れが有効かもしれませんね。

小学館の図鑑neo 動物

動物に関しては哺乳類を約730種類掲載。
「日本の哺乳類」は全種紹介。
人気のペット・家ちくは約130種類掲載しています。
動物の巻に入っているのは「哺乳類」であって、他の爬虫類などは載っていません。
1冊の動物図鑑で哺乳類以外もほしいという方はご注意ください。

逆に哺乳類の詳しい、正確な知識を、という方にはよいかもしれません。

キリンの首の骨の数や牛の胃袋の数など、解説の詳しさは他社よりも充実していますので。
これ1冊あればかなりの知識が得られます。

1冊の本で哺乳類から爬虫類、両生類まで網羅すると本が分厚くなってしまうので、
哺乳類のみでもと割り切ってしまえばありかと。
掲載順も、カモノハシに始まり、有袋類、胎盤で生む生物、など進化や分類に関連した順で掲載されています。

小学館の図鑑neo 昆虫 昆虫2

虫に関しては「昆虫」「昆虫2」「カブトムシとクワガタ」「イモムシ・ケムシ」が出ています。
「昆虫」は身近な昆虫を中心に1400種。オーソドックスな昆虫図鑑です。

2019年発売の「昆虫2」は地球上の昆虫2300種を掲載しており、海外のものもふくめたくさんの昆虫の標本写真を掲載しています。
蝶をはじめ、虫たちの非常に美しい・詳しい写真を実際の大きさで見られます。
上から見たすがたを基本に、横・正面・腹面・はねを開いたところもあり、圧巻です。
「標本写真集」といった雰囲気ですので大人でも楽しめそうです。

イモムシとケムシも1100種…これは好きな方には好きかもしれません。

ある程度理解力のある年齢の子供が調べものをしたり、図鑑を通してたくさんの知識を身につけたい・つけてほしいという方はよいと思います。
アマゾンでの売れ筋上位は小学館のものが多数ですので、プレゼントとしてはずれのないものを、という方にも。
こんな人におすすめ
・「まさに図鑑」といった図鑑をお探しの方
・こどもに「はずれのない」図鑑をプレゼントしたい方

・図鑑で正確な知識を身につけてほしい
・小学校高学年になっても使ってほしい方

全般的に写真よりもイラスト・文章が多い印象ですので
キレイ・リアルな写真が豊富な方が好き、小さい子供に見せたい
という方には好みが分かれるかもしれません。

ただ、DVDはドラえもんですので…幼少期のとっかかりとしてはよいかもしれませんが。
ある程度の年齢になったらドラえもんは卒業して、図鑑としての本に集中する使い方になるかもしれませんね。
美しい映像はほかのメディアやインターネットでも見られるので、図鑑のDVDにそれを求めなくともよいと割り切ってしまえばよいのかなと思います。

昆虫2は「標本写真」ですので「虫たちの生き生きとした動きを感じたい」方は他社の図鑑の方が好みに近いかもしれません。

講談社の動く図鑑MOVE

「動く図鑑」という名前だけあって、生き生きとした迫力ある写真やイラストが掲載されています。
子供にはやはり反応がよいようです。
例えば「動物」を見てみますと、
食べていたり寝ていたり走っていたりあくび顔だったり。
生き生きとした写真がたくさん!
「おどろき」が「興味」につながり、「好奇心」を育てる! という考えで作られた新しいコンセプトの図鑑です。
小学館とは明らかにコンセプト・目的が違いますね。

イラスト・写真・DVD

子ども達に驚きや感動を持ってほしいという写真やイラストがたくさん掲載されています。
NHKが制作したスペシャル映像のDVDが付属しており、子供だけでなく大人が見ても感動や驚きが広がる映像ですね。

恐竜・動物・昆虫・魚

特に恐竜と動物の図鑑は人気ですので、恐竜好きはMOVEが良いかも。
昆虫は珍しい・面白い写真も多数掲載されているので、昆虫の図鑑としても読んでいて飽きずに面白いかもしれません。
(昆虫の監修は養老孟子先生です。)

魚の種類は1000種類(LIVEは1300)。
さかなクンも携わっており、楽しく魚について学ぶことができます。
生き生きとした魚の写真と映像も高評価です。

 

こんな人におすすめ
・子供にビジュアルを通して驚き、感動から好奇心を持ってほしい人
・写真やイラスト、映像で図鑑を読みたい・内容を知りたい人
・はじめて図鑑を読む子ども達・子どもに自然科学に興味を持って欲しい親御さん
お勉強よりも楽しく!ワクワクを!という感じです。
幼児期はこちらで大きくなったら小学館、でもよいかもしれません。

学研の図鑑LIVE

こちらも図鑑で定評のある学研シリーズ。
写真が拡大などリアルで、ページ全体を使って実物大の大きさで見ることができます。
特徴あるポイントは解説もあり、小さな写真ではなかなか分かりにくい、細かいところまでじっくりと観察することができます。

DVD・写真・イラスト

DVDの映像もイギリスの放送協会(BBC)作成のものです。
小学館と比較するとイラストよりも写真が多いので説得力がある一方、アングルが安定しない、見づらい部分があります。

学研の図鑑 動物

動物の掲載についてですが、学研は爬虫類・両生類の代表的な種も掲載されていますので、生き物の図鑑1冊で爬虫類などもあった方がよいという方は学研がおすすめ

小学館の動物は哺乳類のみです。
掲載順も、原始的な順(カモノハシ~)ですのでやはり学術的な色彩が強いです。
学研は哺乳類・爬虫類・両生類の順に並べられています。
(約700種の哺乳類、約150種の爬虫類・両生類、合わせて約850種)
順番も、哺乳類はネコ目から掲載されており身近な動物を見たいという場合にはよいかもしれません。
個人的には他社の動物図鑑に「哺乳類しかないの?!」と驚いた覚えがあります・・・

解説の情報量は小学館よりも少なめですが、
生き生きとした写真があるので
「子供に1冊、動物(哺乳類~ワニやヘビなどもふくめて)の図鑑を」
と思う方はこの本が良いかもしれませんね。
(我が家も動物は学研の図鑑を購入することにしました。)

学研の図鑑 昆虫

この本の特筆すべきは「できる限り実物大の写真で掲載している」ところです。
カミキリムシなど予想外に大きいと実感できたり、小さい虫を拡大しているときはきちんとそのことも記載しておるのでイメージがつきやすいです。

昆虫は2000種以上掲載。
アップの写真が掲載されており、わかりやすいです。
「生き生きとした」様子が伝わってきますので
「説明文が読みたいんじゃない、生き生きした写真が見たい」
「豆知識、オモシロ知識が知りたい」という方(お子さん)にはよさそうです。

ただ、授業の調べものや発表の資料づくり、教科書やテストの知識を身につけたい、という方は小学館などの方がよさそうに思います。
アプリで動く画像が見られますが、評価が分かれるようです。

こんな人におすすめ
動物図鑑1冊で哺乳類~爬虫類・両生類まで幅広くカバーしたい
・写真やイラストなどビジュアルで理解したい人
実物大やアップの昆虫の画像・写真を見たい

ポプラディア大図鑑WONDA

ポプラ社の図鑑、ポプラディアWONDA.
写真、イラストともに豊富です。
解説も充実しており印象としては「百科事典のよう」です。
動物の場合は、動物の特徴や分布、人間との比較など幅広い知識が掲載しており
「へ~」と驚きがいっぱい。
百科事典のような豊富な内容です。

DVDなし、写真・イラスト

解説は分かりやすく、情報量としては必要十分。
小学館と比較するとイラスト・画像が多く文字は少ないです。
例えば昆虫や花などは、見開きにたくさんの種類が一面に並んでいて
標本箱を眺めているような印象です。

人によってはこの紙面レイアウトが見やすくて好きかもしれませんね。
(個人的にはこのレイアウトが好きです。いろいろ眺めているだけで楽しいです)

解説の情報量も適度で、使いやすいです。
「幼児期から高学年まで長く使える」というコンセプトであればこちらもおすすめです。

ポプラディアの動物図鑑

動物の場合日本と世界の哺乳類、約680種掲載。
こちらも哺乳類のみです。

昆虫類は約1800種。

こんな人におすすめ
・眺めるだけで楽しい図鑑が欲しい人
・画像・文字情報ともにバランスの良いものをお探しの人
たくさんご紹介しましたのでちょっとブレイク。

図鑑は英語で言うと?

googleの翻訳では図鑑は英語で”picuture book”と提示されます。
ただ、picutureだけでなく解説も重視しているならば
印象としては百科事典を表す”encyclopedia”の方が近いように思います。
図入りの百科事典ということでillustrated encyclopediaですね。
昆虫図鑑なら insect encyclopedia 。

そのほか

a visual dictionary :写真などビジュアル付きの辞書ということで同様に「図鑑」の意味に。

an illustrated reference book:reference bookは参考書なので、画像の入った参考書です。

図鑑の選び方 幼児・小学生の子供

図鑑の選び方:2歳・3歳の幼児

2~3歳の幼児は「好きなもの」の図鑑にしましょう。
動物は男女ともに人気です。
迷ったら動物はおすすめです。

男の子だと、乗り物、虫(昆虫)、恐竜など「動くもの」が好きな子が多いです。
女の子だと花や身の回りのものに興味を示す子も。
また、野菜や果物などの食べ物、魚なども。

文字よりも写真をみて喜ぶ時期ですので、写真やイラストの豊富な図鑑がおすすめです。

講談社のMOVEや学研LIVEがおすすめです。

昆虫も面白いです。

小学館の動物図鑑はもう少し年齢が上の方が楽しめるかもしれません。
写真の美しい昆虫図鑑はこちらがおすすめ。


ただ、日本の身近な昆虫よりも海外の珍しい昆虫の方が多い印象です。

こちらの「こどもずかん」はお気に入りで、シリーズでよく見ています。

英語も載っているので、英語に触れる機会にもなります。

「くらべる図鑑」は3歳には難しかったようで反応はいま一つ。

図鑑の選び方:4歳・5歳の幼児

お子さんによっては文字が読めるようになってくる年齢。
ひらがなの多い図鑑や、大きさなどくらべる図鑑も読めるようになってきます。
とはいえ、やはり写真やイラストの豊富な図鑑がおすすめです。

ポプラディアも図鑑らしい図鑑です。

動物・虫・乗り物・花。
宇宙や危険動物、恐竜など。
DVDも自分で操作できるので、気に入ったところを繰り返し見る、という見方もできるように。

図鑑の選び方:小学生

小学生ですと、年次によっては理科の調べものに図鑑を使ったり、自分で興味が出てくるころ。

小学館の図鑑は「専門家の書いた図鑑で知識を得たい」時にはおすすめ。
索引も使いやすいです。
インターネット検索は便利ですが、授業の調べものにはしっかりした参考資料を使う習慣を身につけましょう。

ポプラディアもイラストと文章のバランスがよいです。

図鑑を通読する勉強は体系だった知識が得られるので非常に効果的です。
インターネットでネットサーフィンをするような勉強法は偏りがあったり受け身的だったりでおすすめしません。
ネットは遮断して図鑑や辞典を食い入るように眺める、読み込む。
そんな古典的な勉強法は小学校くらいでしっかりやっておくと後で違いが出てきます。
子供の記憶力は読んだものを記憶して忘れないので、図鑑通読なんてこともやります。

とはいえ、「座って本を読むなんてうちの子は落ち着きがなくて」というお子さんもいるかも。
そういう場合はDVDから入るのも有効です。

ダイナミックな、生き生きとした動物の映像を見て図鑑に親しむ方法もよいでしょう。

小学館のDVDはドラえもんが出てきますので、入りやすい、というお子さんもいるかも。

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まとめ

図鑑の選び方のポイントと、各社の図鑑の比較をまとめました。
4歳の子供に図鑑を見せたい、というご家庭と
小学校の授業での調べものをしたい、という目的では重視するポイントや利用する本人の年齢、理解力が全く異なります。
使う方の年齢、好み、目的によって重視するポイントを定めてお選びくださいね。

また、書いてある内容も時間とともに変更となることがありますので
「4歳の今買って小学校に入っても長く使う」ことにこだわらなくてもよいような気もします。
(社会科の地理は内容が変更になることは多いのですが、
昔は冥王星も惑星扱いだったとか、理科の分野でも変更になることはあります。
iPS細胞など、新しい知見も日々生まれていますので。)

1990年代など過去の図鑑は「シリーズ全巻セットで10万円」などと高額なものでしたが、
今は1冊2000円。20冊買っても4万円代ですので…
古くなったら手放す、ということでもよいと思います。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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