大人気の絵本「はらぺこあおむし」などの作者、エリックカールさんが、ご自身の作品の権利をすべて売却することが発表されました。
今回はこの話題についてご紹介しますね。
はらぺこあおむしをペンギン・ランダムハウスに売却
人気絵本「はらぺこあおむし」など、世界中でベストセラーとなっている絵本の作者、エリックカール(Eric Carle)さん。
彼の作品を販売する、家族経営の会社Eric Carle LLCは、Carle氏の全タイトルと版権の売却を発表しました。
売却額に関しては明らかにされていません。
エリック・カール氏は現在90歳。
カール氏の本は世界中でなんと1億4500万部も発行されています。
また、絵本以外にもエリックカールLLCには、おもちゃや子供服、グッズなど様々な製品があります。
書籍以外にも、動物のフラッシュカードやイラストの入ったプレイマット、収納雑貨など本当に様々な関連グッズがあり、子供たちには大人気。
おおきな図書館にはたいてい彼の作品が置かれていますね。
特に、カール氏のもっとも有名な作品「はらぺこあおむし:原題 Very Hungry Caterpillar」は、1969年に最初に出版されて以来、世界中で5,000万枚以上販売されているそう!
はらぺこあおむしの動画はこちらです。
はらぺこあおむしを始め、カール氏の作品は、曜日、さまざまな食べ物の名前、数字や色といった単語が色彩豊かなイラストと共に描かれていて、絵本としてのストーリーだけでなく知育の面でも親からは喜ばれる作品ですね。
ペンギン・ランダムハウス (Penguin Random House) とは
ペンギン・ランダムハウス (Penguin Random House) は、アメリカ合衆国に本社を置く、世界最大の出版社です(Wikipediaより)。
2013年に、イギリスの出版大手ペンギン・グループと、ドイツのランダムハウスが合併して誕生した会社です。
電子書籍の流通などで紙の本が売れにくくなっており、
Amazonなどの台頭の影響もある中での再編が背景にあります。
まとめ
はらぺこあおむしの作者エリック・カールさんの版権売却についてのニュースをまとめました。
より詳しい記事を知りたい方はWall street journalをご覧くださいね。
版権売却後も、彼の作品やグッズが広く世界中で愛される存在であり続けることは間違いないでしょうね。