地元で長年親しまれていたパン屋さんの『北欧』。
2022年3月に最後のアピア店が閉店となりました。
hokuo パン 閉店
2022年3月22日、「HOKUO札幌アピア店」が閉店となりました。
閉店の情報が広まり、閉店前の数日間は多数の客が入り、用意していた商品が昼前に売り切れになるほどの盛況でした。
社長自ら品出しをされていました。
HOKUO 北欧パンのプルニエは人気商品
最後に買った商品です。
ミルクたっぷり、ふわふわの生地に
上に乗った甘くてちょっとさっくりしたクッキー生地。
メロンパンとはちょっと違う
『プルニエ』。
高校生の頃、本当によく食べました。
1個はボリュームが多いので一度には食べきれませんでした。
今は250円くらいしますが、確か昔は140円くらいだったような気がします。
ソフトフランス派生形の雪ん子
こちら『雪ん子』なるソフトフランス派生型。
ソフトフランス的な白い生地に
チョコで顔が書いてあります。
腕はまさに『小枝』
北欧のソフトフランスもよく食べました。
北欧 パン メニューを振り返る
せっかくなので好きだったパンと懐かしい思い出を振り返って書きます。
スカンジナビア
スカンジナビア半島型の、ちょうちょのような形のパン。
生地はプルニエに似ている系かもしれません。
ひじきパン
これでもか！これでもか！
というくらいにひじきの煮物がきっしり詰まった
ひじきﾊﾟﾝ。
さっぱりした生地と醤油味がマッチしていました。
鉄分補給にも。
どちらかというと母が好きで、子供のころの私はいまいちでしたが、高校生くらいになるとおいしさがわかるようになりました。
豆道楽
名前違ったらすみません。
大きな金時豆がやはり
これでもか！これでもか！
ってくらい入ってました。
しかも全体にデカい。なのに安い。神。
20㎝以上はあったはず。
まさに豆道楽。
カレーパン
普通のもありましたが、ちょっとひき肉多目のもあったような。
ピロシキ
子供のころ、北欧のパンでピロシキというものを知りました。
あぶら焼けするので日持ちしませんでした。
クインシー・ハーフクインシー
ソフトフランスの生地に、クリームをサンドした長い形のパン。
チョコやミルク、メロンクリームなどもありましたっけ？
小さい頃は親がよく買ってくれました。
アーモンドの載ったパン
ちょっと大きくて平べったくて、上にアーモンドスライスが乗ったパン。
名前を忘れてしまいましたが、とにかく大きい！
A4よりもっと大きいくらい。
これもおいしくて毎週末食べていました。
クリームパン
特になんて事のない、普通のカスタードクリームパン。
でも北欧とボストンベイクのクリームパンはやっぱりおいしかったです。
食パン
鉄板ですが、食パン。
北欧の食パンは普通に結構おいしかったですよ。
近所の安い食パンよりはるかにおいしい。
惣菜パン
色々ありました・・・ザンギ入りとか、コーンとかツナとか。
ようかんちゃん
これは食べたことはないのですが、見た目はキューブ（さいころ）型。
中には羊羹とか何かがぎっしり詰まっていそうな・・・
北欧 パンのバイキングもやっていた
かつて北欧は『パンのバイキング』をやっていました。
確か北欧館のスカンジナビアというレストランで手稲の方にあったような。
高校か大学のころ、親といったことがあります。
まあパンのバイキングなんで『買えばいいだろう』って部分はありますが、スープとかおかずも結構充実していて楽しかったですよ。
好きな店だったし。
北欧パン 札幌には店舗がかつて多数あった
2019年1月に大通の地下街ポールタウンにあった「地下街店」閉店。
2019年7月には新さっぽろデュオにあった店舗も閉店。
（ここはよく高校生が入っていました）
そして2022年3月、最後のアピア店も閉店。
かつては地下鉄の駅ごとにありました。
北欧のない地下鉄駅は南郷13丁目と、・・・・など、ない方が目立つくらい。
それがまあだんだんと減っていって・・・・
残念です。
小さいころ、母が仕事で夕食はパンだ、という日があり
食卓テーブルには北欧のパンと牛乳が置いてありました。
そんな日はなんだか特別な感じがありました。
毎週末買いに行って、トレイに山盛り、しかも2つ3つと常連だった我が家。
『好きなのかっていいよ』とトレイを一つ持たせてくれました。
親にしてみればまあせめてパンくらいはいいかという感じだったんでしょうかね。
まとめ
北海道の人気焼き立てパンのHOKUO 北欧パンが閉店となりました。
小麦価格や材料費の高騰化などもあり、パン業界には厳しい中、他のお店には生き残ってほしいものです。
