夢の配当生活!
それには高配当銘柄をポートフォリオにうまく組み入れることが大切ですね。
高配当な銘柄の選ぶ際の注意点は?
高配当のランキングの中でおすすめは?
高配当株のETFはどんな株を採用しているの?と疑問に思った方。
今回は高配当銘柄の選び方の注意点、ランキングやETFについてまとめました。
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高配当 銘柄選びの注意点
株主優待で有名なK谷さんも「一億円の投資で利回り3%なら年収300万円、年金と併せれば十分生活できる」と雑誌でコメントしておられます。
夢の配当生活、というやつです。
実際株のみに1億円投資するかはさておき、配当も株式投資の魅力の一つですよね。
今は銀行に預けていても本当に金利が低く、普通預金で2%なんてめったにありません。
ところが株の配当では3%以上という数字は決して夢のような数字ではありません。
配当ランキングを検索すると、上位80銘柄でも5%以上、3%後半のものは500以上あります。(6月17日)
ただし、高配当銘柄を選ぶ際には
・業績
・将来の見通し
などをしっかり見定めることが必要です。
少なくとも2~3年の業績、会社の成長性と配当の推移を見ましょう。
高配当銘柄のランキング
配当の高い銘柄のランキングはヤフーファイナンスや日経のサイトなどで調べることができます。
配当金額が同じでも購入した株価が高いと配当利回りは下がり、購入時の価格が低いと配当利回りは上がる計算になります。
したがって、配当の数字だけが良くても株価が下がってしまってはトータルで損失となってしまいます。
したがって、ランキングだけで判断することはお勧めできません。
配当の高い銘柄の中から選び方のひとつとして「ETFに採用されている」ものを選ぶ方法があります。
日経平均高配当株 50 指数の銘柄
日経平均高配当株 50 指数とは、日経平均構成銘柄のうち、配当利回りの高い50銘柄から構成される株価の指数です。
流動性なども加味した指数となっており、この構成銘柄を見ることで「利回りが高い銘柄の中で何を選べば良いか?」という参考になるかもしれません。
日本経済新聞社は、6月13日に日経平均高配当株 50 指数の構成銘柄について、定期入れ 替えの実施を発表しました。
(https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/news/20190613J_1.pdf)
2018年 7 月以降、古河機械金属と昭和シェル石油を除外したため、6月13 日時点では構成銘柄数が 48 ですが、今回の入れ替えで 50 に戻ります。
実施日:6 月 28 日
採用銘柄
1808 長谷工コーポレーション
4005 住友化学
4631 DIC
5019 出光興産
5301 東海カーボン
5411 JFEホールディングス
7272 ヤマハ発動機
7762 シチズン時計除外銘柄
4704 トレンドマイクロ
4902 コニカミノルタ
5101 横浜ゴム
7203 トヨタ自動車
8035 東京エレクトロン
8729 ソニーフィナンシャルホ ールディングス
高配当銘柄関連のETFは?
日経平均高配当株 50に連動したETFとして野村アセットマネジメントの
1489 NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信があります。
(日経高配当株50ETF)があります。
純資産額308.6億円(2019年6月14日)
組み入れ上位銘柄は以下の通りです。
(上位10銘柄)
日本たばこ産業(純資産比3.9%)、日本郵政、キャノン、三菱商事、東京海上HD,伊藤忠商事、NTTドコモ、ブリジストン、日産、武田薬品(純資産比3.1%)
上位10銘柄で約32.9%の資産比となっています。
つまり、残りの38銘柄で残り67%程度を組んでいるということになります。
上位10銘柄に入らなかった銘柄も、2~3%の構成にはなるものもあるでしょう。
今回新たに組み入れられる銘柄に対し、買い付けが入るのではないかと予測ができます。
今回採用となった銘柄は、株価が下落傾向のものもあります。
上述のETFも最近の運用成績はマイナスとなっています。
ただ、逆に言えば成長性が期待できるものであれば購入のチャンスとも言えます。
個別の銘柄については触れませんが、株価はピークの半値程度でもしっかりと利益は出ている企業もあります。
したがって、今回組み入れられる銘柄の中でも、さらに業績や成長性などに注目すると、銘柄選びの参考になるかもしれませんね。
ただし、今回除外となったトヨタ自動車も売上高は過去最高を記録しています。
決して業績が悪いので配当が下がったというわけではありません。
配当だけで将来性を予測することはできません。
まとめ
高配当銘柄選びの注意点についてまとめました。
配当の高さだけに注目せず、数年単位の業績や成長性をみて、割安かどうかを判断しましょう。
それでも購入した銘柄が下がってしまったら…
まあいつかは上がると期待を持ちつつ、配当を得ながらホールドという手段もあります。
繰り返しになりますが、今回挙げた銘柄の購入を推奨するわけではありません。
投資は自己責任でお願いします。
(私自身は今回採用・除外となった銘柄を積極的に購入しようとは思いません。
ただ相場の動きには関心があるので推移を見守りたいと思います。)