オリエンタルランド（4661）の株主優待が到着しました。
ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド。
株主優待ではリゾートのチケットをもらうことができます。
レビューと併せ、株主チケットや株価、配当についても併せて考察しますね。
銘柄選びの参考になればと思います！
オリエンタルランド概要
オリエンタルランド（4661） はサービス業に属します。
事業内容は以下のように
・テーマパーク事業：東京ディズニーランド、ディズニーシーの経営・運営
・ホテル事業：オフィシャルホテルの経営・運営
・その他の事業：イクスピアリ、ディズニーリゾートライン、舞浜アンフィシアターなどの経営・運営
に分かれています。
決算・業績は？
オリエンタルランドグループの売上高は2018年度で5256億円（前期比+9.7%）。経常利益1294億円（同15.9%）です。
テーマパークの入場者数、一人当たりの売上高ともに過去最高となっています。
（詳細な数字については公式HPをご参照ください）
今後の計画
計画では「美女と野獣」など大型アトラクションや、2021年度にはトイ・ストーリーをテーマとする新ディズニーホテルの導入を予定しています。
さらに2022年度にディズニーシーでの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の開発を予定しています。
これは「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーターパン」をテーマとするエリアや、ホテルを含んだテーマポートの開発となります。
その他アプリでのファストパスの取得を可能にするなど利便性を高め、海外からも来園者を呼び込むねらいとのことです。
今後は今までよりもさらに積極的に投資をおこなっていく方針のようです。
オリエンタルランドの配当は？
オリエンタルランドの配当利回りは以下の通りです。
配当利回り 0.31%(2019年6月10日株価 13525円)
PBR5.53倍
PER 50.54倍
です。
オリエンタルランドの株主優待は？
オリエンタルランド株主優待
オリエンタルランドの株主優待制度は以下の通りです。
権利確定月 3月、9月
優待内容：1デーパスポート
｢東京ディズニーランド｣または｢東京ディズニーシー｣いずれかのパークで利用可能です。
使い方は窓口で購入したものと同じように使えますので、並んで買う手間がかかりません。
優待獲得株数
1枚（3月のみ）100株以上
（3月、9月）
1枚 400株以上
2枚 800株以上
3枚 1,200株以上
4枚 1,600株以上
5枚 2,000株以上
もらえる枚数は100株のみであれば年に1枚です。
9月末の株主優待は400株以上保有していないともらえません。
オリエンタルランドの株は100株で135万円。
400株でいくらかというと、520万円です！！これで2枚もらえますが…。
（23年9月のみ100株以上を18年9月から継続して保有した株主には4枚追加という長期保有優遇制度があります。東京ディズニーリゾート40周年に合わせての長期保有株主向け優待制度です。）
18歳以上の1デーパスポートは7400円ですので、100株だと優待の利回りは0.55%です。
株主優待券の買い取り相場は？お得に換金する方法！
株は持っているけれど使う予定がない場合、オリエンタルランドの株主優待券を換金するとどのくらいの価値になるのでしょうか？
インターネットでの買取ですと、アクセスチケットさんで6300円でした。
近隣の店舗での金券ショップを検索してみましたが、買取をしているところはありませんでした。
インターネットや金券ショップでは取り扱いのないところが多いです。
この理由は、使用済みか未使用かが見た目では判断できないためです。
また、在庫過剰のため買取を停止しているところもあります。
では、フリマ、オークションはどうでしょう。
まず、メルカリでは金券の出品は禁止されています。
（使用済みのものは可能です。）
一方、ヤフーオークションでは流通しています。
落札相場は1枚当たり6500～7000円程度です。
有効期限は約1年です。
有効期限まで1か月を切ったようなものは6000円程度の物もありますが、郵送のトラブルなどのリスクがあります。
安く買いたい方は自己責任で購入しましょう。
高く売りたい方は余裕をもって出品することをお勧めします。
最後に：管理人の予想
「ディズニーの株は買い時か？」「売り時は？」と聞かれると、答えは「わかりません」です。（すみません！でも自己責任ですので！）
ただ、株価の推移は30年以上、（下落場面はありますが）右肩上がりで来ています。
アメリカの本社、ディズニーもピクサーの買収などにより、人気キャラクターを使用できるようになったこと、５Gにより動画市場が今後発展が期待されることなども含めると、長期的には上昇がみこめるかもしれません。
ただし、リスク要因として以下のものを挙げたいと思います。
・人手不足による人件費上昇
・建設費高騰
・施設老朽化のメンテナンス費用
日本の人口は減少、とくに若者が減るので「高齢者でも楽しめる」「外国人観光客でも利用しやすい」といった対策などを考えてしまいます…
（そのあたりは企業がしっかり考えてるとは思いますが。）
ただ、それは全国のテーマパークが同じ問題なので、むしろ「ディズニーは強いが地方がさびれる」ことになるかもしれません。
以上、オリエンタルランドの株主優待、配当や概要についてまとめました。
