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ソフトバンクグループ 決算とsoftbank vision fund

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先日テレビを見ていたところ、大学生へのアンケートで悩み事の一位は「将来が不安」であることでした。若者だけでなく、国民全体に不安が広がっているように思います。

日本を代表する企業の業績を調べることで、今後の日本の将来性を探ってみようと思いました。
今回はソフトバンクグループの業績や今後の事業の方針についてまとめました。

ソフトバンクのホームページに2019年3月期の第3四半期決算発表の動画が掲載されています。
約2時間の動画で書き起こしの PDF も40ページにわたるボリュームです。

今回、動画のポイントと視聴の感想をまとめました。

決算発表の動画・決算、IR関連の資料は公式ホームページからご視聴ください。

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ソフトバンクグループ株式会社の決算

ソフトバンクグループ株式会社(SBG)は投資を行う「持ち株会社」です。
スマートフォンやインターネットなどの通信部門はソフトバンク株式会社に当たります。

SBGの決算 2019年3月期の第3四半期説明会動画

ソフトバンクグループの決算発表で、2018年度のQ1-3の売上高は2017年度 Q1-3に比し3572億円増の71685億円、営業利益は7102億円増の18590億円、当期純利益5235億円増の15384億円でした。
売り上げは5%増、営業利益62%、当期純利益52%の増加です。 

営業利益の中で最も伸びている分野はソフトバンクビジョンファンド事業です 。

孫会長はSVF事業を最も重要な事業と位置づけており詳しく解説を述べました。

Softbank Vision fund事業

Softbank Vision fundは70以上の会社に投資を行っています。
いずれもユニコーン企業でAIに何らかの形で強くかかわっている会社です。

NVIDIA事業の例

SBGはNVIDIAに3000億円の出資をしていました。

2018年9月に株価は最高値の281ドルを付け、その後12月末に134ドルに下落。
直近の連結営業利益は4000億円の赤字でした。
しかし取得単価は平均105ドル、かつリスクヘッジの「保険」としてのオプションを買っていたため累計では約28億ドルの利益となりました。

NVIDIAの投資実績はGross Equity IPRで824%のリターンとなりました。

孫会長は投資事業で「これから毎年数千億規模の投資額の回収を見込んでいる」としています。
ソフトバンクグループの株価の将来性、株主価値についてもわかりやすい数字を用いて説明しています。

softbank groupの方向性

AI事業の将来性

コンピューターは技術革新により100万倍もの処理能力を得ることが可能です。
やがてコンピューターの能力が人間を超えるシンギュラリティの時代が来るとされています。
孫会長は今後AI産業が爆発的に伸びていく、人類史上最大の革命になると話しています。
そしてAIによって既存の社会を大きく変える筆頭の会社への投資を行うことをビジョンにしていると語りました。

感想

日本を代表する企業の一つであるソフトバンクの業績を調べることで、今後の日本の将来性を探ってみようと思いました。

NVIDIA事業を始め、AIは今後大きく成長が期待される分野です。
日本では圧倒的にIT人材が不足しており、小学校でもプログラミング教育が導入されるなど、人材育成が課題です。
AIによってなくなる仕事がある一方、AIによって開ける可能性があります。30年前にはGoogleやFacebookは存在していなかったように、今は想像もつかないような業種がこれからも登場してくることでしょう。

また、孫会長のプレゼンテーションを分析しました。

NVIDIA事業の短期での損失を報告しつつ、長期的には大きなリターンを得ることができたと発表し、事業の内容や方向性を伝えています。
ビジネスモデルや収益モデルについても説明し、最後にビジョンを語り、まとめています。

私は、日本人はプレゼンテーションが得意とは言えないと思っています。
特に「ビジョンを語る」のが苦手なように思います。

トップが2時間にも及ぶ動画で決算発表・業績について説明を行う企業は、日本の上場企業では多くありません。
SBGも10兆円規模のファンドであり、日本にはまれなユニコーン企業です。
やはり孫会長は傑出した方だと思います。

まとめ

ソフトバンクグループの決算発表の動画を見て今後の日本の将来性や、孫会長のプレゼンテーションについて考えました。
少しでも日本が明るい方向へ進んでいけば、と願っています。

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