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老後には3000万必要?年金はいくらもらえる?年金生活の現実

老後には3000万必要?年金はいくらもらえる?年金生活の現実 1未分類
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ダイヤモンド・ザイ2019年7月号の特集は「人生で必要な1億円の作り方」です。
表紙に大きく1億円と赤字で書いてあるので思わず手に取ってしまいました。
「老後に必要なお金は?」という話題が取り沙汰される世の中。
今回は30代の私の目から見た老後のお金について考えていきたいと思います。

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老後資金は3000万円必要?

人生で必要なお金:1億円の内訳

まず、雑誌で「人生で必要なお金が1億円である」とするその内訳ですが

・万一のお金 152万円(人生に起こる出来事に備えて持っておきたいお金)
・結婚資金 233万円
・住宅資金 3387万円(フラット35利用者の住宅購入価格は建売住宅で平均3387万円であることから)
・子供の教育費 二人分で2786万円(一人当たり公立で1000万円、私立だと2465万円)
・100歳までの老後の生活費 3250万円(年金不足額、車購入、家のリフォーム費用)

で、約1億円と試算しています。

その人の年齢、家族構成や健康状態など様々な条件で上記の数字は大きく変わるとは思いますが、数字としては「確かにそうかもしれない」という感覚ですね。

ただしこれに「家族で旅行に」「子供に習い事を」「塾に通わせよう」となったら、数百万円の単位で違いが出てくるでしょう。

老後は1500~3000万円必要

6月18日の日経新聞の記事では

金融庁は18日の参院財政金融委員会で、老後資産として「1500万円から3000万円が必要」とする別の試算があったことを明らかにした。4月に金融審議会に示していた。退職後の収入・支出額で仮定の数字を多く使ったことから、同審議会の報告書では総務省の家計調査をもとにした「2000万円」の試算を盛り込んだという。

と報道されています。

時事ドットコムニュースによれば

別の試算は、4月12日に開かれた審議会の作業部会に示された。収入は公的年金8000万円のほか、退職金と私的年金計1000万~2000万円などと推計。支出は家計調査を基にした生活費9000万円に加え、各種統計などから住宅の修繕費や医療費などを計500万~1000万円、介護費を0~1000万円、住宅ローン残高を0~1000万円と見込み、収支の差をはじいた。

としています。
正直こちらの方が納得のいく数字です。
「3000万というと国民の不安が大きくなるから2000万円を採用」
などといって、将来「やっぱり2000万じゃ足りない」となる方が問題ではないでしょうか。
心境としては「覚悟はできているから本当のことを言ってくれ!!」と思うのですが…

年金はいくらもらえる?

平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況によると(https://www.mhlw.go.jp/content/000453010.pdf)

厚生年金保険(第1号)受給者の平均年金月額は、平成 29 年度末現在で、老齢年金は 14 万7千円
国民年金受給者の老齢年金の平均年金月額は、平成 29 年度末現在で5万6千円、平成 29 年度新規裁定者で5万円

と発表されています。
(妻は5万円程度です。)
2000万円問題発言がありましたが、あれは厚生年金のモデルであり、国民年金のご家庭ではないので注意が必要です。

自分のもらえる年金の見込み額は日本年金機構のサイト(https://www.nenkin.go.jp/n_net/)で目安を調べることができます。

厚生年金、国民年金の種類や期間によって一人一人金額は異なります。

私もねんきん定期便をさっそく取り出して調べてみました。
こちらに記載されたアクセスキーと年金手帳の基礎番号が利用に必要です。

退職金や年金の受給額、自分の生涯賃金を計算すると「どのくらい貯蓄しておいた方がいいのか」が見えてきそうです。

私の場合は、まず仕事がフリーランスなので退職金がありません
年金は一応厚生年金に加入していますがいつまで働き続けられるかもわかりません。
そのため、年金もしくは満期一括で受け取ることのできる個人保険に加入しています。

子供の学費はいくらになるかわかりません。
私はアルバイトと奨学金でやりくりしましたが、学生の間は自由を楽しんでほしいと思う気持ちもあるからです。
それに、アルバイトをするよりも自分のためになる勉強などに時間を労力を使った方が、結局のリターンも大きくなります。

老後の生活費となるとさらに検討がつきません。
病気をしていれば必要なものも増えます。
また、物価が上昇していれば、今の100万円が90万円、それ以下の価値になってしまうかもしれないので。

今回金融庁から「年金だけでは平均月5万円足りない、2000万円は自己資金が必要」という報告書が出されたのは、ある意味良いきっかけでした。
これまでは将来のお金のことはあまりはっきりとした数字で意識することはなかったのですが「そうか、それくらい必要なんだ」という意識を持ち、考え直すきっかけになりました。

年金生活の現実

私の両親は60代後半の年金生活です。
母に生活の状況を尋ねたところ

「……国の年金だけじゃ、思ったより足りない……」

ということでした。

日々の生活は何とかなっても、急にお金が必要になった時が心配だそうです。
例えば、昨年、20年近く乗っていた自家用車が壊れ、買い換えました。
諸経費、今後の車の維持費を考えると迷ったそうですが「これを最後に」と中古車を購入しました。
また、冷蔵庫や掃除機、洗濯機といった家電もやはり30年以内に買い替えのタイミングは来るでしょう。
自宅のメンテナンスにも全くお金をかけないということはおそらくないでしょう。
そういった時に不安がよぎるようです。

また、いずれ加齢とともにリフォームや介護用品が必要になるかもしれません。
国からの補助はありますが、長い期間となると数字も大きくなります。
もしかしたら病気になって通院が必要になるかもしれません。
体がしんどいからタクシーを、となるとさらに出費は増えます。

政府の発表では「生活費と年金の差額は月5万円」という見積もりですが、5万円だけですとなかなか厳しい印象です。
子供が遊びに来たからちょっと外食を、孫が入学したからお祝いを、となると余裕がないようにも思います。

幸い、母は若いころから個人型年金をかけており、その受け取りのおかげで助かったと言っています。
その年金の支払いも大変苦労して切り出していたことを覚えているので、今となればよかったと思います。
やはり若いころからコツコツ運用ないし貯蓄をすることが大切ですね。

まとめ

人生に必要なお金は一億円。
老後に必要なお金は2000万だ、いや3000万だと思いを巡らせてしまいます。

喜劇王 チャールズ・チャップリンはこんな名言を残しました。

「人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。」

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