発酵食品の栄養を自宅で簡単に食べられるぬかづけ。
今回はぬか漬けの
・なすを丸ごと1本入れる方法
・変わり種
・味が薄い時の解決方法
についてまとめました。
なすのぬか漬けを丸ごとで作る方法
ぬか漬けになすを丸ごと入れる方法です。そのまま1本入れるだけで簡単美味しいなすのぬか漬けができます。
<材料>
なすび 小~中 4・5本
塩小さじ1
米ぬか1キロ(新鮮な米ぬかの方がおすすめです)
塩125g
水800cc(こだわる方は水道水よりもミネラルウォーターでも)
昆布 15cm
作り方
1.水は一度沸騰させて、さましてください。
2.清潔な容器に、こめ糠に、塩、水を加えて混ぜ合わせます。
おこのみで、鷹の爪(4~5本)や昆布(なければ昆布茶)を入れます。
3.なすびと塩を小さじ1入れます。
なすから紫色の汁がでてくるまですり合わせて、なじませてください。
4. ぬか床に、なすびを丸ごとのままいれます。
5. 冷蔵庫で寝かせます。
つける時間の目安は12~24時間ですが、大きさによって調節してくださいね。
ぬか漬けの変わり種
色々かわったぬか漬けの材料です。
・オクラ:ヘタの上部と横の部分は包丁で皮をむいてください。
1本につき一つまみの塩をふって漬け込みます。
・アボカド:少し固めの方がおすすめです。皮と種を取り、半日程度漬けます。取り出して洗ってから食べます。
・パプリカ:種を取ってつけます。甘みと酸味、しゃっきりした歯ごたえが新鮮です。
青菜などと盛り合わせても色どりがよく、サラダに加えても。
・西瓜の皮:キュウリのような感覚でつけます。
・ゆでたまご:からをむいて12~24時間程度つけます。
塩味のしみこんだ、ぬか床のほのかな香りもする一品に。
ただ、日もちはしないので保存はせずその日のうちに食べきるようにしてください。
・肉・魚:鶏肉やサケの切り身など。
一口大~切り身大に切って、キッチンペーパーで水気を取ります。
ジップロックに肉や魚とぬか床を入れて半日~1日漬け込み、水で軽く洗い流してから火を通して食べます。
ぬか漬けにするとうま味が増しますよ!
生ものを入れたぬか床の再利用は雑菌の繁殖が心配ですのでお勧めできません。
水分が多いもの、果物やトマトなどを付けるときも、ぬか床が変質する可能性がありますので、別に取り分けてラップに包んでぬか漬けにしましょう。
ぬか漬けの味が薄い時
ぬか漬けの味が薄い時の対処法です。
発酵が足りない時
発酵が十分でないぬか床を使用しているのであれば、かき混ぜて発酵を促してやりましょう。
雑菌防止になります。
常温でおいている場合は、毎日全体をよくかき混ぜてください。
冷蔵庫に寝かせている場合は、4~5日に1回程度で大丈夫です。
うま味が足りない場合は昆布や鰹節、干しシイタケなどを加えても。
塩分が足りない時
使ているうちに、ぬか床の塩分が野菜の方にしみとおってしまい、塩分が薄くなります。
このような時は塩分を追加してくださいね。
水っぽくなった時
基本のぬか床ですが、水っぽくなってきたら、キッチンペーパーで水分を取ってください。
全体的にゆるく、水っぽくなっている場合は、ぬかや炒りぬかを足す方法もあります。
ぬかと塩を、固さをみながら加えます。
味噌くらいの硬さが目安ですが固くなりすぎないように注意してくださいね。
その他、高野豆腐や干しシイタケ、昆布を加えて2日ほど寝かせる方法も。
水を吸った高野豆腐も、炒め物などに使えますので捨てないでくださいね。
ただ、私は以前どうにも匂いが強くなって処分してしまいました。
雑菌が増えている可能性もあるので、使った容器はしっかりと洗って除菌もしましょう。
次のものは危険です。
卵の殻
サルモネラ菌が付着している可能性がありますので、食中毒の危険があります。
よく洗っても危険です。
煮沸してから砕いていれるなどの工夫もあるようですが・・・
薄皮は剥がしましょう。
大豆(乾燥)
カビが生えたり、大豆に芽が出る可能性があります。
ぬか漬けの古漬けアレンジ
ぬか漬けをうっかりつけすぎて古漬けにあってしまった場合。
酸味が効いて気になる、というときのアレンジです。
・佃煮にする
細切りにして、醤油や鰹節、だしを加えて佃煮にします。
お好みで他の野菜と煮込んでも。
・炒め物に入れる
酸味もやわらぎ、食物繊維もとれます。
しょっぱくなってしまった場合は、水で軽く洗ったり、塩分の量を加減してくださいね。
・みじん切りにして納豆と和える
納豆と、ぬか漬けの歯ごたえが意外とマッチします。
・パスタに入れる
じゃこなどと和えてパスタの具にします。
しょうゆや生姜、味の素などで軽く味を調えて炒めても。
まとめ
ぬか漬けについてまとめました。
実りの秋、いろいろなものをぬか漬けにして、旬の味覚を味わいましょう。