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コップのコーヒー汚れをクエン酸と重曹で徹底的に落としてみた

コップのコーヒー汚れをクエン酸と重曹で徹底的に落としてみた 1家事・時短
記事内に広告が含まれています。

ナチュラル掃除に便利な重曹。
今回は
・重曹とクエン酸での茶渋落とし
・熱湯で落ちない汚れの落とし方
についてまとめました。

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コップのコーヒーの汚れはクエン酸と重曹のどちらを使う?

茶渋落としには重曹の方がクエン酸よりも有効です。
重曹だけで茶渋の汚れは取れます。

クエン酸だけを使ってコーヒーの汚れを落とそうとしましたが、
「これはクエン酸を使わなくても同じ」
という結果でした。

クエン酸を使う場合は重曹と混ぜましょう。

コーヒー渋に重曹をつけおきしてみた

重曹につけおきするだけではコーヒー汚れは落ちません。
こすって汚れを落とす必要があります。

ネットでの情報では
「放っておくだけで泡が汚れを落としてくれます!」
というものがあったので実際にやってみたところ、
「放っておくだけでは落ちきらない」
という結果でした。

少しでも家事の時間を節約したいお母さんはつけ置きをして、放置するだけで綺麗になってくれるのならありがたいですよね。
でも私がやった結果としては

「いやいや放置だけじゃダメでしょ」
という結果でした。

以下に写真でご説明します。

まず重曹とクエン酸の水につけておくだけでコーヒー汚れ(茶渋)が落ちるのか検証してみました。

今回使用したのは、ほぼ毎日使っている

ガラスのコーヒーポットです。

コップのコーヒー汚れをクエン酸と重曹で徹底的に落としてみた 4
コーヒーの茶渋がついています。

茶渋(コーヒー渋)のついたポット

茶渋(コーヒー渋)のついたポット

茶渋がついています。
(個人の名誉のために:あえて汚れを残しておきました。)

ここに重曹とクエン酸をティースプーン山盛り一杯ずつ入れました。

重曹とクエン酸で掃除

重曹とクエン酸を混ぜる割合は1:1

重曹と

重曹とクエン酸で茶渋掃除

クエン酸。
1:1の割合で加えます。

そして水を加えます。

重曹とクエン酸と水でエコ掃除

水を加え泡が出たところ

泡がでてきました。

このまま6時間ほど放置しました。

重曹とクエン酸つけ置き放置した結果

放置して6時間後

水は濁っています。
汚れは少し取れましたが、茶渋は落ちきっていません。

重曹とクエン酸放置した結果

茶渋は減ったけれど残っています

中の重曹とクエン酸の液体を捨てて水ですすぎましたがやはり汚れが残っていますね。

さらにスポンジでこすりました。
メラミンスポンジではなく、普通のスポンジに水をつけてこすっただけです。

重曹とクエン酸だけでは汚れは落ちない

こすり洗いをすると綺麗に茶渋が取れました

コーヒーポットの茶渋の落とし方

そうするとガラスはピカピカ。
きれいになりました。

重曹とクエン酸を混ぜてつけおきするだけでは茶渋がきれいには落ちませんでした。

<ビフォーアフター>

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洗う前

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重曹+クエン酸 つけおき6時間後

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こすり洗い後

順に、ビフォー、つけ置き+水ですすいだだけ、スポンジでこすり洗いをしたもの、です。
泡が出て汚れをはぎ取る、というもっともらしい話がありますが
そんなことはありませんでした。
茶渋落としにはこすり洗いが必要です。
さらに言うと、クエン酸を混ぜなくても重曹でこすって洗うだけで十分です。

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重曹だけでの排水溝掃除の結果はこちらの記事にまとめています。

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コーヒー渋は重曹と熱湯で落ちる?

次に「熱いお湯を使うと重曹の汚れ落としの効果が高まる」と言う情報を得たので、重曹と熱湯を試してみました。

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コーヒーカップです。

コップのコーヒー汚れをクエン酸と重曹で徹底的に落としてみた 10

茶渋のついたマグカップ

こちらもコーヒーの茶渋がついています。

ティースプーン一杯の重曹と熱湯を入れました。

そのまま約1時間放置しました。

そして軽く水ですすぎました。

コップのコーヒー汚れをクエン酸と重曹で徹底的に落としてみた 11

重曹+熱湯つけおき1時間。茶渋は残っています。

茶渋はまだ残っています。

スポンジでさらにこすりました。
やはり普通のスポンジです。

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こすり洗い後

茶渋はだいぶん薄くなりましたが、塩素系漂白剤で漂白した白さには劣ります

<再掲>

before

茶渋付き(ビフォー)

after an hour

1時間後

after brushing

こすり洗いをしたもの

左から、ビフォー、つけ置き+水ですすいだだけ、スポンジでこすり洗いをしたもの、です。
重曹と熱湯つけおきだけでは汚れはきれいにはなりませんでした。
スポンジ(普通のもの、メラミンスポンジでなくてもOK)でこすり洗いをするとずいぶんきれいになります。
ただ、陶器のカップは漂白した時ほどには真っ白にはなりませんでした。

漂白剤の効果についてはこちらの記事でまとめています。

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掃除に使う重曹も、我が家では食用、国産のものを使用しています。
食用品質なので料理にも使えますし、口に入るものの掃除にも安心して使えます。
大容量だと気兼ねなく使えて便利です。
通販なら送ってもらえるので楽です。

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重曹とクエン酸を混ぜる掃除

混ぜる割合

重曹とクエン酸を混ぜる量は大体1対1ぐらいの割合です。

そこに重曹とクエン酸が溶けるぐらいの水を加えます。
目安としては、重曹とクエン酸を小さじ1杯ずつぐらいに対し水が300ミリリットル程度です。

重曹とクエン酸の化学式・化学反応式

化学式は、クエン酸がC6H8O7,重曹がNaHCO3です。

化学反応式は

3NaHCO3+C6H8O7 →C6H3O7Na3+3CO2

です。クエン酸三ナトリウムと水と二酸化炭素ができます。

この二酸化炭素が泡となって出てきます。
単なる泡ですから、汚れをはぎ取る効果は期待できません

洗剤が汚れを落とすのは界面活性剤という成分が汚れに吸着するからです。
洗剤にしても、つけ置きだけでなく、洗濯機などで物理的な力を加えて「洗う」作業が必要ですよね。

というわけで、重曹とクエン酸を混ぜる掃除法には
「どちらかだけでいいんじゃない?」
と疑問が残ります。

まとめ

今回の検証で分かったことは次の二つです。

1、重曹とクエン酸は混ぜるだけやつけおきするだけでは茶渋が落ちない。
こするという作業が必要。
汚れはだいぶん浮いて落ちましたが、こすって落とさないといけないようです。
重曹による「研磨作用」で汚れが落ちているのかもしれません。

2、重曹と熱湯つけおきだけでも汚れの落ちは不十分。
やはりこすり洗いが必要です。
ただしこすって洗っても塩素系漂白剤よりも効果が劣る印象です。

汚れの種類や程度によって違いはあるかと思いますが、今回は上記のような結果でした。

私の母は塩素漂白剤でのつけ置きが便利だよと教えてくれました。
市販の漂白剤をカップに入れて放置するだけで真っ白になり、手軽で便利です。
けれど塩素系漂白剤を使うとかなり塩素ガスの匂いがします。
換気が必要で、他の洗剤と混ぜると危険なガスが発生してしまうことも。
小さいお子さんがいるご家庭や、体調に配慮が必要な方、敏感な方にはおすすめは気軽にはできないと思います。

また、塩素系漂白剤を使うと丁寧にすすいでも塩素の香りがカップに残ってしまい、コーヒーの香りを邪魔してしまうことが気になっていました。

今回塩素系漂白剤の代わりに「重曹とクエン酸」での茶渋の取り方を検証しました。
漂白剤には負けますが、それでも結構きれいになって満足です。

今回の記事がみなさんのお役に立てれば幸いです 。

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