ブティジェッジ候補の経歴、政策 アメリカ大統領選・民主党候補者

アメリカ大統領選挙の民主党候補者指名争いで現在頭角を現しているブディジェッチ候補の経歴、政策について調べたのでまとめました。

(2020年3月2日追記:同氏は今回の選挙での撤退を表明しました。)

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ブティジェッジ候補の政策

環境問題

ブディジェッチ氏はクリーンエネルギーの推進派。
米国でのクリーン電力の倍増、産業車両からの排出量規制などを掲げています。
原発には賛成派。
トランプ大統領が撤退したパリ協定への復帰も政策のひとつです。

刑事司法について

死刑に対しては廃止派です。
マリファナに関して、カナダなどと同様の合法化を支持しています。
「依存症に対しては厳罰よりも治療プログラムの方が効果的である」、という研究結果もあり、
データ重視派ともいわれる氏はそのような考え方に基づいています。

経済、商業、労働者の権利

最低賃金として時給15ドルへの引き上げを発表しています。
中国や関税に対してはトランプ政策を批判してはいますが、
貿易や人権問題などに関してはやや具体性に欠けるといった指摘もあります。
インフラ整備、インターネット環境のさらなる推進なども掲げており
「世界のモデルとなるアメリカを!」と訴えています。

銃規制

銃を所持するために免許登録制を導入する方法に賛成派です。

教育

幼児期の保育・教育への投資や教員の拡充、教育プログラムの拡充を掲げています。
低・中所得の学生に対する助成金の拡大や超富裕層へのトランプ減税の終了も含まれています。

ヘルスケア

国民皆保険制度には反対しつつも、メディケアの部分的拡大を支持しています。
(対立候補のサンダース氏は医療皆保険制度を訴えています。)
実際国民皆保険制度を導入すると保険制度の枠組みが大きく変わり、
財源なども大幅に必要となってくるため
「大きすぎる変化では国民の支持を得られない」と説いています。

インフラ整備

今後10年間で、さまざまなインフラプロジェクトに約1兆ドルの投資を行う公約を訴えています。
グリーンエネルギーなどの環境分野や、水道・道路、橋、公共交通機関、
学校や、ブロードバンドインターネットアクセスの整備のほか
洪水などの自然災害への対策が含まれています。
雇用創出でもあり、今後の成長戦略分野でもあります。

人種/移民問題

アフリカ系アメリカ人への起業支援、黒人系大学への支援などを提案しています。
自身も移民の家系出身であるブティジェッジ氏は移民に対して
教育や雇用システムを整え、
近代的・合法的な移民制度の整備を訴えています。

社会問題

大学の授業料無償化には反対の立場です。
「大学に通わない低所得者が犠牲になる」とのこと。
本当に支援が必要な低所得者層への無償化や減免などを訴えています。
(サンダース氏は公立大学の無償化などを掲げ、若い有権者の支持を集めています。)

マッキンゼー出身でもあり、女性の社会問題に対しても現実的です。
男性との賃金・雇用格差、セクハラ対策、休暇取得の推進など
具体的な数字と共に問題点を明示し、解決案が示されています。

人工妊娠中絶

妊娠中絶の権利は支持派です。

アメリカのキリスト教において、保守的福音派、カトリック教会内の保守派などは中絶に反対の立場を表明しています(マンハッタン宣言)。
そしてアメリカ最大の宗教勢力とも言われるキリスト教福音派はトランプ大統領にとっての重要な支持基盤です。
ただし、近年アメリカの若者の間では宗教離れも広がっており、
政治に宗教が大きな影響を及ぼしてきたアメリカの政治も
今後変わっていくかもしれません。

ピート候補の政策をより詳しく知りたい方はこちら

ブティジェッジ候補の経歴、政策 アメリカ大統領選・民主党候補者 1
Pete Buttigieg Official Website
The official website of former Mayor Pete Buttigieg.

(寄付についてのウィンドウが表示されますのでご注意ください。)

その他、アメリカの政治情報サイトを参考にしました。

ブティジェッジ候補の経歴、政策 アメリカ大統領選・民主党候補者 3
Where all the candidates stand on 59 issues shaping the 2020 race
Our reporters break down the major policy proposals driving the presidential race.

(最新の情報に関しては現地からの報道や公式サイトなどをご参照ください)

ブティジェッジ氏の前職・経歴

ピーター・ポール・モンゴメリー・ブティジェッジ氏の前職はインディアナ州サウスベンドの市長です。
経歴はWikipediaによると

(Peter Paul Montgomery Buttigieg)
1982年1月19日生まれ。

出身はインディアナ州サウスベンド。
お父さんのジョゼフ・ブティジェッジ氏はマルタ(イタリアの南にある共和国)からの移民でした。
ノートルダム大学の教授で、名誉教授にもなっています。(2019年死去)

ブディジェッチ候補の経歴は

ハーバード大学を優等(magna cum laude)の成績で卒業し学士号を取得。
同大では歴史と文学を専攻した。
ハーバード大学卒業後、ローズ奨学金制度(きわめて優秀な学生が選ばれる)を受賞し英国のオックスフォード大学に留学、哲学・政治学・経済学において最優等(first-class honours)の成績を収め卒業し同大でも学士号を取得。

と、非常に優秀な学生時代だったことがわかります。
英語以外にもスペイン語やノルウェー語など8か国語を操ることができます。

さらに

2007年、オックスフォード大学卒業後はマッキンゼー・アンド・カンパニーに就職、コンサルタントとして勤務した。

マッキンゼーでの職歴もあり、経済にも詳しいことがわかりますね。

2012年に、29歳でサウスベンド市長に就任。同市史上では2番目の若さでの就任で、アメリカで10万人以上の人口を有する市の市長として最年少。

サウスベンド市は人口10万人余りの小さな市ですが、その財政を立て直したという実績も。

非常に優秀な経歴を持つ同氏は、市長を2期務めあげ、
民主党から2020年アメリカ合衆国大統領選挙への出馬することとなりました。

国政経験はないものの、その若さと優秀さで現在頭角を現しています。

ブティジェッジ氏のTEDの動画

2015年のTEDの動画がありましたのでリンクを掲載します。

What If A City Has To Rethink Its Past to Understand its Future? | Mayor Pete Buttigieg | TEDxUND

コメント欄が盛り上がっており
「大統領候補者としてふさわしい」
という好評価も。

ブティジェッジ氏はオバマ路線を踏襲

完璧にではありませんが、ブティジェッジ氏はオバマ前大統領の路線を踏襲しています。
(有力な対立候補の中にはオバマ政策に対し批判を訴える候補者も)
それにより「国政経験がない」という批判をかわし、
黒人票を取り込んで党内での指名を勝ち取る、
という戦略が指摘されています。(ワシントンポストより:https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/02/05/buttigieg-found-obvious-winning-formula-be-an-obama-clone/)

ブティジェッチの発音と意味

名前の読み方は数通りあるようですが
印象としては
「ブータジャッジ」
に近い感じです。

名前の由来は、

マルタ語の名前で
鶏の飼い主
または
「鶏肉屋」
という意味。
日本語に直すと
「鳥飼さん」
と言ったところでしょうか。

民主党の予備選の日程

大統領指名候補争いの流れ

民主党の大統領指名候補争いである予備選の日程は今後

ネバダ州(2月22日)
サウスカロライナ州(29日)

スーパーチューズデー(3月3日)
を経て、7月13日からの民主党全国大会で決定する予定です。

主な民主党候補

2020年2月の民主党の候補者指名争いは
主要な候補として

ジョー・バイデン前副大統領
マイケル・ブルームバーグ
ピート・ブティジェッジ
バーニー・サンダース
エリザベス・ウォーレン

らが有力視されています。

まとめ

アメリカ大統領選挙の民主党候補者争いとして注目されているブディジェッチ氏についてまとめました。

民主党が勝つか、それともトランプ氏が再選となるか。

今後の展開に目が離せないですね。

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