子供の健やかな成長をお祝いする七五三。
たくさんのご家族が神社にお参りをしたり、着物を着て写真を撮ったり、家族にとって大切なイベントの一つですね。
今回は
・七五三のお参りはいつするのか
・仏滅にお参りをしても大丈夫か
・前撮りは仏滅にしても大丈夫か
について調べました。
お役に立てれば幸いです。
七五三のお参りはいつ?2019年
七五三のお参りは11月15日とするのが一般的です。
2019年では11月15日は金曜日です。
日付の由来はWikipediaによると
旧暦の15日はかつては二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、何事をするにも吉であるとされた。また、旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになった。
明治改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになった。現在では11月15日にこだわらずに、11月中のいずれかの土・日・祝日に行なうことも多くなっている。
北海道等、寒冷地では11月15日前後の時期は寒くなっていることから、1か月早めて10月15日に行う場合が多い。
とされています。
ご家族の仕事の都合もあるので、11月の15日にこだわらず、11月中やそれより前でも都合のいい日・日柄の良い日に行うことで問題ないでしょう。
札幌や旭川といった北海道の都市や寒冷地では11月にはもう雪が降っていることもあるので、10月やそれより前でも大丈夫です。
9月の連休などは家族の都合も合わせやすいかもしれませんね。
七五三で仏滅にお参りをしても大丈夫?
2019年の11月15日は、六曜では仏滅です。
お参りをする時は、やはり大安がいいのか、仏滅や赤口は避けた方がいいのか気になりますよね。
ここで重要な考え方ですが、七五三のお参りは神社で行うものです。
六曜は神社仏閣での参拝や祭事には関係がありません。
神様や仏様は、仏滅や大安と言った六曜には影響を受けません。
ですから
「お参りを仏滅にするのは縁起が良くない?」
と気にしなくても大丈夫です。
また、最近では11月頃にお参りをしますが、Wikipedia にもあるように以前はほとんどの人が11月15日に参拝していました。
伝統的には六曜には関係なく11月15日を七五三のお参りの日としてきたということです。
また、神社側では六曜とは関係なく毎日ご祈祷を受け付けています。
これは祝詞の中で「今日は吉日です」と神様に申し上げて、言葉の力で吉日にしてしまうという考え方があるためです。
ですから、仕事やご家族の都合のいい時にお参りをすることで問題ありません。
ただ、ご家族がどうしてもこだわりを捨てられないのであれば、その気持ちを尊重する姿勢もありかもしれませんね。
2019年9~11月の六曜
参考までに、2019年9~11月で土日と大安が重なる日は以下の通りです。
9月8日(日)
9月14日(土)
10月13日(日)
10月19日(土)
11月4日(月・振替休日)
11月10日(日)
11月16日(土)
一方、2019年9~11月で土日と仏滅が重なる日は以下の通りです。
9月1日(日)
9月7日(土)
10月6日(日)
10月12日(土)
11月3日(日)
11月9日(土)
やはり大安と土日・祝日が重なると、神社や写真屋さんも混雑が予想されます。
事前に計画を立てておくことをおすすめします。
七五三の前撮りは仏滅でも大丈夫?
前撮りの日程も、上の考え方を当てはめると仏滅でも問題はないでしょう。
六曜では仏滅や友引という、仏事と関連のあるように見える言葉が多く使われていますが、仏教との関係はありません。( Wikipedia より)
前撮りはキャンペーンをうまく利用すると、例えば平日撮影料が無料、または半額と言った割引特典を受けられることがあります。
11月に近づくとお店が混雑することもありますので、余裕を持った日程調整がおすすめです。
写真も、セットか単品か、どれが一番希望に合うかお店によって異なりますので、気に入るプランが見つかるとよいですね。
まとめ
七五三のお参りは仏滅など六曜には関係なく行ってよいので、家族にとって一番良い日にお祝いをしましょう。
七五三についての記事はこちらでも解説しています。
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