推し量るの意味、使い方、例文や類語・同義語 忖度との違い

推し量るの意味、使い方、例文や類語・同義語 忖度との違い 1 ことば
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人付き合いの中で、相手に自然に配慮し、関係を円滑にすることは大切なことですね。
相手の気持ちや状況を推測することを「推し量る」といいます。
今回はこの「推し量る」という言葉の意味、使い方、類義語、英語表現などをまとめてみました。

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推し量るの意味は?

推し量る」の意味は 三省堂 大辞林によれば

「ある事柄をもとにして他の事柄の見当をつける。推測する。推量する。 」です。
自分の知っていることをもとに推測するという意味です。

「おしはかる」は漢字で「推し量(はか)る」や「推し測(はか)る」と書きます。
「推量」や「推測」と同義語です。

推し量るの意味、使い方、例文や類語・同義語 忖度との違い 2

「押しはかる」と表記されることもありますが、
日本語では「押す」は「物理的に力を加える」、「推す」は「おしはかる」の意味で使い分けられるのが一般的です。
(余談ですが中国では物理的に押す=pushも「推」です。
ドアには推と書いてあります)
推測の意味で使うのであれば「推して」の方がよいでしょう。

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使い方

<例文> 
相手の気持ちを推し量る。
状況を推し量った。

推して知るべし

「推して知るべし」「おしてはかるべし」という言葉には「(こういう事情なので)理解してくださいね」という意味で一般に用いられています。
語源となった漢文の「可推而知」は「推測すれば知ることができる」という意味。
「可能である」という事実を単に述べているだけです。
一方、日本語の古語で使われる助動詞「べし」には「可能」の意味の他に

当然」(~のはず、~べき)
「命令」(~しなさい)
という意味があります。
むしろ「~すべき」「~べからず」という命令の意味の方が日本語の日常ではなじみが深いでしょう。
そのため、「推して知るべし」「おしてはかるべし」には
「推測して理解しましょう」という命令の雰囲気があります。

ビジネスで目上の相手に対してや敬語を使う場面で、こちらの状況を理解してほしい時
「推して知るべしです」という使い方は、適切ではありません。
「空気を読んでください」と言っているようなものです。

目上の人や仕事・ビジネスの相手に対して「こちらの状況を理解してください」という気持ちを表現するときに言い換えるならば
「ご配慮いただければ幸いです」
「お計らいいただけますようお願いいたします」
「ご理解いただけますと幸いです。」
などがあります。
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類語・同義語の使い分け

推し量るの類義語・同義語を見てみましょう。

忖度という言葉も利用されることがあります。
「忖」も「度」も、ともに「はかる」という意味があります。
推し量ってさらに相手に配慮した行動をとるという表現で使われています。

斟酌という言葉もあります。
これは法律分野ではよく使用される表現で 「 相手の事情・心情などをくみとること。」(大辞林より)という意味があります。
さらにそこから「 手加減する、調整を加える」という意味があります。
どちらかというと、立場が上の人が下の人に対して調整を加える場面で使用されるため、忖度とは逆の表現になりますね。

推し量る=推測する
忖度する=推測して、さらに相手に配慮した行動をする(下の人が上の人に配慮する)
斟酌する=推測して、さらに相手に対して調整を加える(上の人が下の人に配慮する)

「配慮する」という同じ意味の同義語・類義語としては、鑑みる(かんがみる)、勘定する、酌量、という言葉があります。

憶測という言葉は、推測よりも確かである程度が弱くなります。

同音異義語

「量る」と「測る」はものの長さや量、重さといった物理的なものの計測をする意味です。
推定や想像といった意味でも使われます。

一方、「図る」は「計画、予定、企て」といった意味です。
「意図する」という単語にも使われていますね。
「計る」も「計画する」という意味で使われています。

あまり日常的には使いませんが、「諮る(はかる)」という言葉もあります。諮るは会議にかける、相談するという意味があります 。諮問会議という言葉があります。

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英語表現

推測という意味を持つ英単語として、suppose,presume,consider,guess,imagine,concludeなどがあります。
「どれくらい確かなのか」という確証の程度によって使い分けています。

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まとめ

推し量るという言葉と類義語、忖度・斟酌という言葉の関係についてまとめました。
自然な心配りは社会生活において必要なものですね。

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