一家言の意味と由来、同義語や類語の使い方、例文、英語表現

一家言の意味と由来、同義語や類語の使い方、例文、英語表現 1 ことば
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あの人は〇〇について一家言ある、という表現を目にしたことがありませんか?
ちょっと難しい言い方ですが、二通りの意味があるので使う場面では気を付けたい言葉になります。
今回は一家言という言葉についてまとめてみました。

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一家言の意味・由来・語源

一家言とは「いっかげん」と読みます。「いっかごん」「ひとかげん」などと読みたくなってしまいますね。

 一家言の意味は三省堂 大辞林 によると
“①  その人独特の主張や論説。”
“②  一つの見識をもった意見。 “
です。
1つ目の意味の場合「その意見が一般的に認められるかどうかは別として」というニュアンスが含まれることがあります。また意見を主張する意志が強い様子も表しています。
一家言を持つ、一家言を吐くなどと言う使い方をします。
二つ目の意味の場合、学問などの分野で一つの権威として認められることを指します。

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語源・由来

司馬遷が書いた『史記』の列傳 太史公自序に、

「凡百三十篇,五十二萬六千五百字,為太史公書。序略,以拾遺補,成一家之言」(凡そ百三十篇、五十二万六千五百字、太史公書と為す。序略、以て遺を拾ひ芸を補ひ、一家の言と成す)とあります。(大史公=司馬遷のこと)

これに由来して、「その人の独特の主張・論説」「権威としての見識のある意見」のことを「一家言」と言うようになりました。
司馬遷は全130巻52万6500文字に及ぶ中国の歴史書を著して「一家言と成す」としたわけですから、「権威」に違いありませんね。

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使い方・例文

持つ・持たない、ある、なす、たてる、などと組み合わせて使用します。

「あの人は教育については一家言をもっている」
「彼は〇〇の分野で一家言をなした」という使い方があります。

一家言には「権威としての」という使い方と「その人独自の」というニュアンスが含まれる場合があります。
「あの人は一家言を持っている」と言った時に、「権威を持っている」という尊敬を込めた意味と「必ずしも世間で認められる意見ではないけれどね」というニュアンスが誤解されないように注意しましょう。

 

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類語・同義語

同義語や似た意味の言葉として、自説 、主張、意見、などがあります。

 

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英語表現

「意見、考え」という意味での英訳としてview,opinionという単語があります。「個人的な」というニュアンスを表現するのであればpersonal, privateという形容詞を付け加えることができます。
その他”have something to say about”という表現もあります。

The statement is his personal view. その声明は彼の個人的な見解に過ぎない。
From my personal point of view,~. 私の意見では…

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まとめ

一家言という言葉の意味と由来、同義語や類語の使い方、例文、英語表現についてまとめました。
読み間違えてしまいそうな単語ですね。
二通りの意味があるので、使う際は違いを意識して使う必要がありそうですね。

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