今年はクリスマスツリー 飾り付けをしました。
手際よく行うには順番を考えてした方が良いと思ったので、手順をまとめます。
また、飾りのもつ意味、由来についても調べました。
クリスマスツリー 飾り付けの順番
クリスマスツリー 飾り付けの順番は大きくまとめると以下の通りです。
・ツリー本体を組み立てる
・電飾ライトを巻く
・オーナメント・飾りを飾りつける
・最後の微調整
順番に見ていきましょう。
ツリー本体を組み立てる
まず、ツリー本体を組み立てていきます。
箱からツリー本体の部品を取り出して組立てましょう。
セットによって枝が畳まれているもの、枝が幹と取り外せるものなどがあります。
ポイントは「枝をしっかり広げる」ことです。
幹に対して直角(90度)に近くなるように意識して、
下の方の枝は心持ち下気味に向け、
上の方の枝は少しうえ向きになるように意識して枝を広げると自然な感じになります。
幹に近い大きめの枝を広げたら、先の方の小さい枝も広げていきましょう。
ちょっと手間のかかる作業ですが、丁寧に行うことで仕上がりの見た目が違ってきます。
ただ、後で飾り・オーナメントを付けるときに調整できますのでここはあまり神経質にならずに。
だいたいひと通り広げたら、次に行きましょう。
電飾ライト・LED電球を巻きつける
次は、電球・ライトをツリーに巻きつけていきましょう。
オーナメントを先につけてしまうとライトを巻きにくく、また飾りがコードで隠れてしまうので先に電球を取り付けていきます。
ツリーのサイズに対しての電球の数の目安はツリーの高さ:電球数
150㎝以下:約100球程度
180㎝:約200球程度
240㎝:約300球程度
程度がきれいに見えるバランスです。
電球を取り付ける手順は以下の通りです。
ライトの点灯確認
まず、ライトがつくかどうかを確認しましょう。
壊れている部分があれば交換することも。
ライトをつけたまま巻き付けた方がイメージがつかみやすいですよ。
全体のバランスや細かい部分が調整しやすくなります。
巻き付け方
巻き付け方も、
・らせん状に巻く
・らせん+上下にジグザグに巻く
・上から下へ放射状に巻く
などバリエーションがあります。
ライトを巻き付ける場合は、ツリーの上部から巻いていきましょう。
巻き始めの先端は、幹の中心側へ入れて目立たないようにしましょう。
キツキツに巻いてしまうと窮屈になってしまうので、ゆったりと巻くようにしましょう。
枝の根元→枝先→根本と、ジグザグに巻いていくようにすると立体感が出て、枝の奥の方も照らされるのできれいな仕上がりに。
ツリーのトップから下の方へ
ツリーのトップから下の方へ巻いていきましょう。
らせん状を意識し、電球の先端部分が外側をむくようにすると明かりをつけたときに明るく見えます。
コードは目立たないように枝の内側になるようにしましょう。
枝の角度も、コードが隠れるよう微調整しましょう。
巻き終わったら、コードをまとめて幹の中心側へ入れて目立たないようにしましょう。
もしツリーを置く場所が壁際や部屋の角に置く場合は、部屋から見える片面にだけ巻き付ける手も。
片面のみ巻くことで後ろ側の明かりが少なくなり、部屋から見える面の光の量が増えるので明るい印象になりますよ。
オーナメントを飾りつける
取り出して点検
いよいよ飾り・オーナメントを取り付けていきましょう。
前年度にしまっておいた時に、種類別に箱や袋に入れた場合は、
全部一覧にできるように取り出しましょう。
それぞれがバランスよく全体に配置された方が仕上がりがきれいになります。
また、壊れているもの、ケガをしそうなものはないかも確認してくださいね。
大きなもの・存在感のあるものから
付けていく順番は、大きなもの・目立つものからつけていくと全体のバランスがとりやすいです。
「Merry Christmas」というロゴの入ったプレートや、ちょっと大きめの飾り板など。
セットに入っていたものやお土産・いただきものなどであれば目立つところにつけましょう。
オーナメントそのものが重い場合、枝が下に垂れ下がってしまうことがあるので、下の枝が支えになるように取り付けましょう。
小さいものはバランスよく散らして
次に、それよりも小さな飾り・オーナメントを取り付けていきます。
大きな飾りの間をバランスよく埋められるように取り付けてくださいね。
リボンなどの小さいものも付けます。
全体に等間隔になるように取り付けていきます。
長めのものを巻き付ける
最後にガーランドやモール・長めのリボンがあれば巻き付けます。
この時も、ふんわりと、バランスよく巻き付けてくださいね。
らせん状や、らせん+ウェーブ上、放射状など表情のある巻き方にしてくださいね。
お子さんと一緒に飾り付けていくのも楽しいですね。
壊れにくいもの、手を傷つける心配のないデザインのものを選んで一緒に飾り付けましょう。
ツリートップの星も忘れずに!
子供に入れてもらう場合は抱っこが必要かもしれません。
頑張りましょう!
ツリーの土台を飾る
飾りつけが終わったら、土台部分を整えます。
セットに土台のパーツ、ツリースカートがあれば取り付けます。
ライトの電線が見えなくなるように土台を取り付けましょう。
もし土台になるものがない場合は
・大きめの箱に入れる:一番最初に箱に入れてから飾りつけをすると楽です
・布やリボンで包む
・手芸用の綿を置く
・おしゃれなハードカバーの本を並べる
・ラッピングをした箱を置く
と雰囲気が出ます。
ひと通り設置が終わったら、少し離れたところから、全体のバランスを見て微調整を行います。
ツリーのパーツや細かな飾りで床が散らかることもありますので、掃除機もかけましょう。
これで完成です!
オーナメントの色の選び方
百均などに行くと、クリスマスの前には非常にたくさんのオーナメント・飾りが販売されていますね。
赤や青、金や銀と色とりどりです。
オーナメントの色のアイデアとして
・複数の色を選ぶ場合、多くても3色くらいに絞ると引き締まった印象になります。
また、ツリーの枝の葉の色が緑ではなく白の場合、オーナメントも
・白のみ、または白+銀のみ
・金のつやあり+つやなしのみ
など、色の系統をさらにしぼると独特の存在感のあるツリーになります。
クリスマスの飾りの玉にも名前があった!
クリスマスの飾りの玉。
単なるボール、飾りの球と思っていましたが、実はこちらにも名前と意味があります。
名前はドイツ語で「玉」や「球体」を表す「クーゲル(Kugel)」といいます。
クリスマスツリーのクーゲルの由来はドイツの中世時代にさかのぼります。
これは冬になると日照時間が短くなってしまうため、「悪霊が現れる」という言い伝えがあり、
太陽をモチーフとした飾りをツリーに付けたり、リースを飾って悪霊を追い払った、ということに由来しています。
また、アダムとイブが食べた「リンゴ」をモチーフにしているという説もあります。
子供のころはツリーの飾りはリンゴが一般的で、今のような丸いボールは見慣れないものだった、という方もおられるのではないでしょうか。
クーゲルの色と意味
このクーゲルも色によって意味が異なります。
赤:アダムとイブのりんごの象徴です。
古代には、ツリー自体にリンゴを結ぶ風習がありました。
そこからクリスマスツリーを赤いもので飾る習慣に転じました。
また、赤はキリストの「血」を意味します。
キリストの誕生、死、そして復活の象徴でもあります。
さらに、サンタクロースの赤い服の由来ともなっているように、キリスト教の聖職者の衣装の色でもあります。
愛や平等、誠実さ、幸福の象徴です。
白:キリストの純粋な心、無実を表します。
また、キリストが世界にもたらした光、罪の浄化、平和や純粋さの象徴でもあります。
クリスマスの時期の雪、冬のイメージでもありますね。
青:古代において青の染料はとても貴重だったことから「高貴さ」の象徴です。
聖母マリアを表しています。
また、空や水の象徴でもあります。
緑:冬でも葉をつけたままの常緑樹の緑色から「永遠の命」という意味です。
アダムとイブのいた楽園では常に葉が緑をつけており、永遠の命の象徴です。
中世時代には、長い冬に緑のリースを飾ることで
「夏が再びやってくる」
「太陽はまた現れる」
という願いの象徴でした。
また、キリストが処刑されたときにかぶらされたいばらの冠に似た、とげのある柊(ひいらぎ)の葉も常緑樹の緑です。
金・銀:キリストの高潔さから「高潔・気高さ」を意味します。
また、金のかがやきは太陽の光や、キリスト教の三賢者がキリストに与えた祝福、かれらが従った星の色、神からの祝福の象徴でもあります。
紫:紫も高貴さの象徴です。
キリストの主権や、王の降臨を表しています。
その他にも、断食や懺悔(悔い改める事)の象徴としても使われる色です。
ピンク:ピンク色は愛や喜びの象徴です。
また、季節の移り変わりを表現しています。
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クリスマスツリーのボールを英語で言うと?
クリスマスツリーのボールを英語で言うと
Christmas tree ball
ball ornament
Christmas bulb
Christmas glitter ball
などです。
ドイツ語ではWeihnachtskugel という女性名詞です。
まとめ
クリスマスツリーの飾りつけの順番とコツについてまとめました。
楽しく飾りつけてクリスマスの雰囲気を盛り上げていきましょう。